梅雨


こんにちは。
晴れた日が続いていましたが、
ようやく梅雨らしくなってきましたね。

紫陽花が綺麗に咲いているのをよく見かけます。
紫陽花は一つの花で色の変化を楽しむことができますが、
色の変わりはどのようにして起こるのか御存じでしょうか。

土がアルカリ性だと赤い花が、酸性だと青い花が咲くことが知られていますが、
実際には、細胞内のアルミニウム濃度が深く関係しているようです。
花びらの色はアントシアニンという色素によるもので
土壌が酸性だとアルミニウムが溶け出し、吸収されて花が青色となる。
逆に中性やアルカリ性であれば、アルミニウムは溶け出さず吸収されないため、
花は赤色となる仕組みだそうです。

この時期、人の体は湿の邪気に犯されやすくなります。
湿は重く、停滞する性質があるので、
体内に侵入すると、頭や体が重く、手足(関節)がだるいなどの
症状が現れます。
また湿邪による病は治りにくく、繰り返し発症することもあります。
髪や体が濡れてしまった場合などは、そのままにしておかずに、
よく拭いて、よく乾かすように気をつけてください。

漢風堂