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突発性難聴

聴力の低下を難聴といい、外耳・中耳の伝音機構の傷害による伝音性難聴,
蝸牛より中枢側の障害である感音性難聴,伝音機構と感音機構の両方の障害による
混合性難聴があります。

○伝音性難聴

ヒトの耳に外界から空気の振動である可聴音( 20 Hz ~ 20,000 Hz と言われている) が
外耳と中耳を通して内耳へ伝えられることが、外耳・中耳・蝸牛窓・前庭窓のいずれか、
又はそのすべてがおかされ、伝送特性が変化するために起こる聴覚障害を伝音性難聴といいます。

○感音性難聴

外耳や頭蓋骨から入力された音のエネルギーは内耳リンパ液の振動に変換されてはいるが、
内耳又は内耳から聴覚中枢に至る部位に器質性の病変があると考えられる聴覚障害を感音性難聴といいます。

○機能性難聴

聴覚に関わる部分に全く器質的な障害が見られない難聴を、機能性難聴と呼びます。
正確な原因は不明だが、学校や家庭などでのストレスなどが原因であろうと考えられています。
女性に多い難聴であるとされています。

突発性難聴は、突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患です。
発症は突然であり、ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだような場合は突発性難聴とは呼びません。
原因は不明であり、随伴症状として耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多くあります。
人によっては発症の瞬間には強いめまいを伴うが、強いめまいは1回だけであり、
強いめまいを繰り返す場合は他の疾患の可能性を考える必要があります。

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東洋医学的には・・・

耳鳴りとは、外界に音がないのにある種の音がしているように耳で感じるものをいいます。
また難聴とは、聴覚が低下して外界の音が聞こえないものをいい、『耳聾』と称されています。
耳鳴りと耳聾の間には密接な関係があり、耳鳴りは耳聾の軽傷で、耳聾は耳鳴りが進行した
ものだと考えられています。

① 肝火による耳鳴り・難聴

情志失調により気機が鬱結し、それが化火すると、火には炎上性があり、清竅に影響すると
耳鳴り・難聴が起こる。また激怒して肝を損傷し、逆気して清竅に影響して起こる場合もある。

② 痰火による耳鳴り・難聴

飲食不節・思慮過度,労倦などにより脾胃を損傷し、運化機能が低下すると水湿が停滞して痰が生じる。
痰鬱となり長期にわたって改善されないと化火し、痰火となって清竅を閉塞すると耳鳴り・難聴を生じる。

③ 脾胃虚弱による耳鳴り・難聴

労倦や飲食不節により脾胃を損傷して脾胃虚弱になると、気血の生成が悪くなり、
そのために経脈が空虚となり、清竅がうまく栄養されないと耳鳴り・難聴が起こる。
また脾腸不振のために清陽が清竅にうまく昇らず、耳鳴り・難聴となるものもある。

④ 腎精不足による耳鳴り・難聴

腎精の不足には、先天的に不足しているもの,栄養の吸収不良によるもの,高齢や慢性疾患によるもの,
房事過多によるものなどがある。これらにより髄海が空虚になると耳鳴り・難聴が起こる。

※清竅:頭には眼耳鼻口などの官能をつかさどる器官があり、
    頭脳につながるこれらの穴を「清竅」と呼びます。

※髄海:脳の別名

 
< 肝火による耳鳴り・難聴 >

[病態]

不良な精神的刺激を受けて気持ちがふさいだり、あるいは怒ったりして肝火が生じて上炎したり,
肝陽が亢進して頭顔面部に上衝すると、このタイプの耳鳴り・難聴が起こる。
さらに頭痛,顔面の紅潮,口苦などを伴いやすい。

[治療方針]

肝火の清熱をはかり、さらに局所の気血の流れの改善をはかる。

 
< 腎精不足による耳鳴り・難聴 >

[病態]

耳は腎の外竅であり、腎虚となり精血が不足して髄海が空虚になると耳鳴り・難聴,めまいが起こる。

また腰は腎と繋がっており、その関係から腰のだるさ,遺精,帯下,不眠などが起こる。

[治療方針]

主として腎精を補い、局所の気血の流れの改善をはかる。

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当院では患者さま一人ひとりの病態と性質をしっかりと把握し、 一本の鍼の反応しっかり確かめながら、御体の内側から整えるよう 施術して参ります。部分的ではなく全体を治療します。 伝統の東洋医学を一人でも多くの方に体感して頂きたいと思います。 お悩みの症状等ございましたらお気軽にご相談ください。

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