西洋医学における診断は、原因を明らかにすることであり、
様々な原因が合わさって発病している場合や、
初めての症例などの場合、診断がつかないことや、
原因不明とされることがあります。
東洋医学の診断の目的は、病の原因を追及することと、
どの治療法を選択するかの二点あります。
漢風堂では伝統の東洋医学に基づき施術を行います。
当院での施術の流れについてご案内致します。
● 施術の流れ
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1. カルテご記入
カルテを作成したしますので必要事項に御記入をお願いします。
細かい予診事項もございますので、少しお時間を頂くことになります。
2. 問診
ご記入頂いた予診表をもとに問診します。
お悩みの症状の状況について、発症時期、経過等詳しくお伺いし、
飲食・睡眠の習慣、日常生活の情報を基に、
病の原因は身体の何処からくるのか徹底的に分析していきます。
初診の方で概ね1時間程度、この問診でお時間を頂くことになります。
※症状により簡単な検査を行う場合もあります。
3. 望診 ・切診
東洋医学的な身体の観察を行います。
望診は顔色や身体の変化をみて、内部変化を観察し、症状の性質や
状態を判定する診法です。
切診は手指や手掌を直接患者さまの身体に触れて診察する方法で、
現代医学の触診に相当します。
脈診や腹診、経穴（ツボ）の反応を観察し、御体の状態を把握します。
4. 施術
一連の診察で得た情報を基に、どの経穴に鍼をするのか決め、鍼を行います。
気血の流れを整え、病に対する抵抗力を高め、自然治癒力を引き出します。
局所に鍼をすることは殆どなく、腕は肘から手の指先、足は膝から足の指先、
腹部、背中を中心に鍼をします。
使用する鍼は全て滅菌されたディスポーザブル（使い捨て）の鍼を使用しているので
感染等の心配はありません。
5. 施術終了
再度切診を行い、御体の変化を再確認します。
日常生活の注意点や養生指導などを話し合い、施術終了となります。
